C型肝炎は、ウイルスが肝臓に感染することによる病気
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C型肝炎は、ウイルスが肝臓に感染することによる病気で、肝炎ウイルスは血液から人間の体に入り込み、そして、このウイルスが肝臓の中だけで増えていくのだそうです。
肝炎ウイルスは、遺伝子の型で分けられ、1a・1b・2a・2bの4種類のタイプがあり、日本人には1aの患者さんはほとんどおらず、1bのタイプが一番多いと言われています。
そして、一部の患者さんが2aタイプ、2bタイプは少数と言われています。
このタイプを知ることによって、どのような治療法を行うかが分かります。
C型肝炎の治療で有名なのが、インターフェロンと呼ばれる治療法です。
肝炎ウイルスに感染すると、私たちの体の中には、インターフェロンが作られ、これを増殖させないためには、体の中にできたインターフェロンよりもはるかに多い量のインターフェロンが必要になるのです。
そこで、注射によってインターフェロンを体に入れる治療をするのです。
しかしながら、C型肝炎になったからと言って、すぐにインターフェロン治療をするのかというと、そうではありません。
また、全てのC型肝炎患者にこの治療が適用されるわけでもないのです。
インターフェロン以外にどのような治療をするのか、それによる副作用は何か・・・など、考えなくてはいけないことはたくさんあります。
辛い治療になるかも知れませんが、現在は昔と違い、C型肝炎になっても完治する方がたくさんいらっしゃいます。
そのためにも、一日も早い発見が必要なのです。
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2008年1月17日、新聞折り込み広告に入っていた政府の広報をご覧になりましたか?
全ての新聞発行部数に足りなかったという問題はありましたが、おそらく多くの方がご覧になったことでしょう。
政府のお詫びの言葉でも載っているのかと思っていましたが、そのような件には触れていませんでした。
内容は、C型肝炎のウイルス検査を勧める内容と、問題のあったフィブリノゲン製剤を納品されていた医療機関の一覧でした。
自分の地域は、どこに納品されていたのか調べてみましたが、たった10件あまりというのには驚き、むしろ、洩れているのではないかと疑いたくなるほどです。
この広報にも載っていた通り、C型肝炎ウイルス検査は、保健所で受けることができ、検査費用は、無料ということですが、有料の自治体もあるようで、出来れば、全ての自治体が無料であってほしいものです。
フィブリノゲン製剤を投与されたことがなくても、これを機会に検査を受けてみる価値はありそうです。
がん検診も、軽い気持ちで受けてみたら異常が見つかったけれども、早期発見のおかげで完治したという方はたくさんいます。
C型肝炎ウイルス検査も、これと同じで早く発見することで短期間の治療で完治することが出来るのです。
最近、疲れやすいと感じたり、食欲がないと思っている方は、念のため検査を受けてみましょう。
また、毎年健康診断を受ける時期を決めて、健康管理をしておくのもよいでしょう。
肝臓は、人間が健康で生活するための重要な要素がたくさん含まれ、肝臓が病に侵されると、体がだるくなったり、疲れやすくなって、食欲がなくなってしまいます。
特に、今世間を騒がせているC型肝炎は、放置しておくと慢性肝炎から肝硬変になり、最終的には肝臓がんになると言われ、自分や、大事な家族がC型肝炎という診断をされたら、どのような対処をすれば良いのでしょうか。
C型肝炎の治療法を見てみましょう。
C型肝炎と一口で言っても、急性肝炎なのか慢性肝炎なのかで、治療法は変わってきます。
急性肝炎の場合は、入院して安静と食事療法で十分と言われていますが、場合によっては足りないカロリーを注射で補ったりし、退院して1〜2週間を自宅で療養すれば、社会復帰も出来ます。
慢性肝炎になると、治療に長期の期間を要し、ウイルスの種類や患者の免疫力などを考慮して、治療法を選ぶ形になります。
インターフェロンでウイルスの抑制を抑えたり、リバビリンという飲み薬を併用してウイルスの増殖を防いだりします。
インターフェロンは集中的に連続して投与するのに対して、ペグインターフェロンという週1回で済む皮下注射があります。
ペグインターフェロンは、インターフェロンに比べて副作用も少ないと言われていますから、これらの注射や薬を上手に組み合わせて治療に使われることになります。
C型肝炎を治すには、焦りは禁物で、慢性化しても、肝硬変になる前であれば、治る可能性は十分あります。
C型肝炎と上手につきあう覚悟で、治療にあたりましょう。